医療費はこうして払われる

医療機関の窓口で支払うのは医療費の一部

被保険者であるみなさんや、被扶養者(家族)が病気やケガをしたときは、医療機関の窓口へ保険証を提示し、医療を受けてから医療費の一部に相当する自己負担額を支払います。
ところが、実際にかかる医療費は、それだけではありません。医療機関は残りの医療費(7~9割)を、1ヵ月ごとにまとめて社会保険診療報酬支払基金(支払基金と略します)という機関を経て、健康保険組合に請求します。健康保険組合では、その請求書にまちがいがなければ、支払基金を通じて、医療機関に医療費を支払います。
高額療養費や一部負担還元金、家族療養費付加金の支払時期が診療月の3ヵ月後になるのは、このように、医療費の請求が支払基金を経由して健康保険組合に届くようになっているからです。

医療費支払いの財源はみなさんの保険料~医療費通知を確認しよう~

みなさんは窓口で支払う額は、実際は医療費の一部(1~3割)であることをご理解ください。
また、健康保険組合が支払う医療費の財源も、そのほとんどがみなさんご自身と事業主がおさめている保険料によってまかなわれています。

図:医療費支払いのしくみ

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