特定健康診査(特定健診)・特定保健指導(在職者の方)

国では増加する医療費を抑制するため、健康保険組合に特定健康診査・特定保健指導の実施を義務づけています。健康保険組合に加入している40歳~74歳までの被保険者・被扶養者を対象に、生活習慣病の一歩手前といわれるメタボリックシンドロームの早期発見を目的とした特定健康診査を行い、その結果メタボあるいはその予備群と判定された該当者に、特定保健指導を実施します。
これを受けて当健保では、40歳以上の方に、メタボを見つけるための特定健康診査を受診していただき、生活習慣病のリスクが高いと判断された方に特定保健指導を実施しています。

当健保では、データヘルス計画第2期(2018~2023)に基づき、特定保健指導を実施していきます。
詳細は、「データヘルス計画第2期計画書」をご覧ください。
対象者は40歳以上、肥満に該当し血液検査でリスクがあり、かつ服薬なしの方になります。実施時期・対象者は健保から各事業所にご連絡します。

特定健康診査等実施計画

詳細は「特定健康診査等実施計画」をご覧ください。

特定健康診査の項目

【基本的な健診項目】
  1. 質問票: 服薬歴、喫煙歴など
  2. 身体測定: 身長、体重、BMI、腹囲
  3. 理学的検査: 身体診察
  4. 血圧測定
  5. 血液検査
     [脂質] 中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
     [血糖] 空腹時血糖またはHbA1c(いずれか一方、または両方)
     [肝機能]GOT、GPT、γ-GTP
  6. 尿検査 尿糖、尿たんぱく

健診結果の判定、結果通知

健診結果をもとに、受診者の方々を3つのグループに振り分けます。

1.腹囲とBMI
タイプ1(腹囲)
男性で85cm以上  女性で90cm以上
タイプ2(BMI)
腹囲が 男性で85cm未満  女性で90cm未満 でもBMIが25以上

2.追加リスク項目
《血糖》 《血圧》 《脂質》 《質問票》
空腹時血糖
100mg/dl以上、
または
HbA1c 5.6%以上
収縮期血圧
130mmHg以上
または拡張期血圧
85mmHg以上
中性脂肪
150mg/dl以上
または
HDLコレステロール
40mg/dl未満
喫煙中
(他のリスクが1つ以上の場合のみカウント)

グループ分け
タイプ1で、2追加リスクは0
タイプ2で、2追加リスクは0

《情報提供レベル》
タイプ1で、2追加リスクが1
タイプ2で、2追加リスクが1~2

《動機づけ支援レベル》
タイプ1で、2追加リスクが2以上
タイプ2で、2追加リスクが3以上

《積極的支援レベル》

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