けんぽの知恵袋
2021年09月21日
「食べ物が飲み込みづらい」「よくむせるようになった」ということはありませんか?

口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまうことを誤嚥といい、加齢により飲み込む機能が低下すると起こりやすくなります。

通常は気管にものが入り込むと押し出そうとして咳がでますが、高齢になると押し出す力が弱くなり、そのまま肺炎を発症することが多くなります。また、知らず知らずのうちに唾液が気管に入り、特に症状がないまま肺炎を引き起こすこともあります。予防のためには、しっかりと歯磨きをして口の中を清潔にしておくことや、口や舌、のどを鍛えることが大切です。

誤嚥性肺炎の予防体操は様々なものがありますが、例えば、簡単な体操だと、「パタカラ体操」と言って、「パ」「タ」「カ」「ラ」をそれぞれ1音ずつ区切ってはっきりとした発音で声に出すようにすると口や舌を鍛えることができます。
体操に限らず、大きな声で歌を歌ったり誰かと話すだけでも良い運動になりますので、「飲み込みづらくなった」「むせやすくなった」「人との会話が減っている」と思ったときには、少しでも意識して生活に取り入れていただけたらと思います。