けんぽの知恵袋
2021年03月29日
睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に無呼吸状態を繰り返す病気です。低酸素状態になるため心臓や脳、血管に負担がかかり、放っておくと高血圧や心臓疾患、脳血管疾患などにつながるリスクがあります。首やのどに脂肪が沈着していると仰向けになった時に重力によって脂肪が落ち込んできて気道を閉塞しやすくなります。
このような閉塞を予防するためには、規則正しい生活をして適正体重を維持することが大切です。また、アルコールは全身の筋肉が弛緩するため気道を圧迫しやすくなります。寝酒は眠りも浅くするため控えましょう。既に睡眠時無呼吸がある方は、気道の閉塞を軽減するために横向きで眠ることをおすすめします。