けんぽの知恵袋
2025年9月22日
健康診断の問診票から考える健康づくり

皆さん、健康診断の問診票をなんとなく回答していませんか?
実は、問診票は、健康づくりのポイントを見つけるのに有効なのです。

特定健診の問診票を例に挙げると、「人と比較して食べる速度が速い」方は、
速さがふつうの人と比較して、3年後のメタボリックシンドローム発症リスクが約2倍になります。
該当の方は、一口を小さくしたり、一口ごとに箸を置くなどを意識するのも効果的です。

また、生活習慣の項目の他、血圧を下げる薬、血糖を下げる薬又はインスリン注射、
コレステロールや中性脂肪を下げる薬の使用についての設問もあります。
これらは特定保健指導にも影響しますので、処方薬をお飲みの場合は、正しく記載することが重要です。

ぜひ、問診票を、自身の健康づくりの見直しに活用してみてくださいね。