けんぽの部屋
2025年11月7日
「“歩く理由”を作ると続く!!私が始めた『おやつを食べに行くウォーキング』」 健保 保健事業グループ 我妻正敏

皆さん、こんにちは。歩活月間ですが、みなさん楽しく歩いていますか?

 

「健康のために歩かなきゃ」と思う一方で、「おやつを買うために歩く」という目的に疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが意外にも、私の場合は、この“逆説的な目的”がウォーキングを続ける大きな助けになったのです。

今回はそんな私の体験談をご紹介します。

 

体にいいから歩かなきゃと思っても、実際に続けるのは簡単ではありません。疲れや面倒くさいという気持ちを感じやすく、特に休日は家にこもりがちになりますよね。私自身も休日はほとんど外に出ないインドア派で、運動不足を感じていました。

心理学の自己決定理論によると、人は「自分の意思や興味に基づいて行動する」ことで、行動を長く続けやすくなると言われているそうです。つまり、「健康のために歩く」といった義務感や周囲の期待だけでなく、自分が楽しいと感じたり、興味を持ち続けたりすることが、長く続けるうえでとても大切なのです。

 

そんな私が歩くことに前向きになれたきっかけは、近所のたい焼き屋さんまで買いに行くというシンプルな目的を持ったことでした。

控えた方が良いとわかっていても、どうしても食べたくなるおやつが歩く動機になったのです。

「運動そのものを目的にしない」ことで気軽に歩き始められました。歩くことはあくまで「たい焼きを買いに行く」という喜びへの手段ということでした。

こうした具体的かつ身近な目的は、行動を始めるうえで非常に効果的だと実感しています。

 

そのようにして目的を持ったウォーキングを継続していくと、はじめは短い距離を歩くだけでしたが、歩くことへの抵抗が薄れ、季節の変化や近所の景色を楽しむ余裕もできました。すると自然に歩く距離や頻度が増え、1日で1万歩近く歩く日も多くなりました。職場のウォーキングイベントにも参加し、思わぬ成果で上位に入ることもありました。2025年5月の大会では、1日平均約17,000歩を歩き、見事優勝しました。

 

楽しいことに集中すると、不思議と時間を忘れて続けられることがあります。私の場合は「たい焼きを買いに行く」という楽しみが、その集中や没頭を生み出し、歩くことへの前向きな気持ちを育ててくれましたのだと思います。

もちろん、まだ完全に習慣化できたとは言えませんが、「自分だけの小さな楽しみ」があることで、以前より歩くことのハードルがぐっと下がったのは確かです。

 

今ではたい焼き屋さんに加え、見晴らしの良い丘の頂上もお気に入りの目的地になりました。季節の移ろいを感じながらの散策は、歩く楽しみの一つです。

また、疲れた日は無理せず休むようにしました、また、たくさん歩けた日は、自分をしっかり褒めることにしました。こうした行動の積み重ねこそが継続のコツです。

 

「たい焼きを買いに行く」とか「お気に入りのカフェに行く」など、自分が楽しめるご褒美を目標にすると、歩くことがもっと身近で気軽なものになります。

これが、私がウォーキングを続けられた秘訣です。

「どうせ今日も歩かずにおやつを食べてしまうなら、歩いて買いに行った方が気持ちも体もスッキリする」という、ラフな気持ちでいいと思います。カロリーの高いもの、甘いものを食べてしまったとしても、「歩いた」という実績を少しずつ積み重ねることが大切だと感じています。

 

2025年11月大会の歩活が始まりました!

ぜひ、おやつを食べるために、その場所まで歩いてみませんか?

食いしん坊でいいんです!!