けんぽの部屋

2019/09/11

「保健師の私がメタボ指導で思うこと」              健保 保健師 田澤美幸

 

 

 富士フイルムグループ健保で保健師をしております田澤と申します。

 昨年10月に入職致しました。

 

 今回は「特定保健指導」について、お話をしたいと思います。

 

 40才以上の方を対象とした「特定健康診査」(いわゆるメタボ健診)の結果、生活習慣病リスクが高い方に生活習慣改善の指導を行うことを、「特定保健指導」(いわゆるメタボ指導)と呼んでいます。「特定健康診査」も「特定保健指導」も、該当基準から実施内容まで法律で定められております。昨年度までは専門業者に委託しておりましたが、今年度より一部の事業所に対して、健保の保健師が直接ご指導することとなり、私も今年の7月より指導させて頂いております。

 

 指導を受けられる皆さまが面接にお見えになると、「トクテイホケンシドウってなんですか?」「なんで私が呼ばれたんですか?」と訝しげに会場に入ってこられます。いきなり健保の保健師から呼びつけられたらびっくりするよね、ふつう・・・と察しつつ、私もドキドキしながら皆さまをお迎えしております。どんな人かな、怖い人かな、ちゃんと話をしてくれるかな・・・いろいろ想像しながらお話をしています。指導をする方も実は戦々恐々としているのです。

 

 また、面接の時間はわずかですが、面接に至るまでに、健診結果の作成やチェック、カロリー計算など、実はたくさんの事前準備をしてから指導に臨んでいます。「面倒臭いけどしょうがない。ひとつぐらい言うこと聞いてやるか」という暖かい気持ちで参加頂けると嬉しいです。

 

 保健指導の参加者は、インターネットを介したシステムに、体重や血圧、取り組み状況を記録していきます。その記録を、実はこちらから大変まめまめしく覗いております。〇kgも減ってる!すごい!!、あれ、最近記録がないな、元気なのかな?、きつい目標なのに、毎日達成してるなんてすごく努力家!など、いろいろ想像しながら見せて頂いているのです。

 実際にお会いできるのは僅かな時間ですが、参加者が一生懸命取り組んでいる姿を、システムを通してよーく見ています。

 

 体重、血圧、取組み状況などを毎日記録していくことを、セルフモニタリングと呼んでおります。ご自身の行動の振り返りや、指導を継続して受けていく意欲に繋がっており、効果を出すために大切な取組みとなっています。私にとってもとても重要なことであり、参加者の生活スタイルや健康への価値観に沿って計画を立てるサポートができたかについての、私自身への評価にもなりますし、それが同時に励みにもなっています。

 

 人それぞれで回数や内容は違いますが、私から参加者の皆様にシステムを通してアドバイスを送っています。参加者の皆様の状況に応じて、医学書などを調べて必死で書いています。読んでくれないかも・・・と切なくなりながらも、くじけずに一生懸命書いております。

 よかったら一読いただいて、その中の何か一つでも取り入れてみて下さい。きっとお役に立つと思います。

 

 こんな感じで、特定保健指導に邁進しております。参加下さっている皆様、またこの先、特定保健指導の招待状が届く皆様、指導する側も一生懸命頑張っています!

 特定保健指導の招待状が届いた皆様、どうせ無理、面倒臭いと最初から諦めないで、まずはやってみる!という心持ちで特定保健指導に臨んで頂けると、大変うれしいです。